
作業療法士には、対象者の生活や対象者がどのような生き方をしてきたのかといった細やかな眼差しが必要不可欠です。
本学科では、知識だけではなく、作業療法の幅広い技能と心をしっかり身につけ、臨床家として活躍できる作業療法士養成を目指しています。


専門学校は資格を取るために必要な知識技術を身につけるところと思っている方がほとんどではないでしょうか。実は、それだけではありません。一番大切なのは、専門職としての「心の成長」です。そのために、私達教員は人と人とのつながりや相互関係を通して学び合い成長していくことをサポートいたします。本校で知識技術はもちろん、「心の成長」も実感できるようなチャレンジをしてみてください。
学科長 河野 達哉
- ・国家試験対策の具体的方法としては、学内模試を実施した上で個別分析を行い、個別指導やスケジュール管理の指導も行います。
- ・グループワークを導入し、教わるだけではなく学生同士で教え合うことで、学習の深化や定着を図ります。
- ・学習面だけではなく、生活面や心身の健康管理も含めて面談指導し、学生のスケジュール管理を徹底しています。


- ・患者さんの立場に立つこと、評価のための評価にならないこと、作業療法の原理などを重要視して指導しています。
- ・教科書的な知識や技術を身につけるだけにとどまらず、医療人としての心構えや接遇などもしっかり教育します。
- ・患者さんへの対応方法についても授業内で詳しく説明し、さまざまな体や心の状態の人を想定して、適切な対応ができるよう、実例を交えながら指導しています。
- ・世界作業療法士連盟から認定校と認められているため、海外でも作業療法士として活動ができ、卒業生が海外で活躍しています。


- ・その人がいきいきと働ける職場を、教員と共に考えて就職活動を行います。
- ・1年に2回以上の面談を行い、生活面や学習面の悩みなどを確認して必要に応じて個々に指導を行っています。
- ・担任による個別面談において、これまでの授業・実習経験・適性・希望などを考慮して丁寧に進路指導を行います。
- ・職業理解を深めるために、授業で幅広い活躍の場を紹介しています。
訪問リハビリテーションや就労支援における作業療法、放課後等デイサービス、高次脳機能障害者の地域サポート、行政機関、海外で働く作業療法士の実践内容を、実際に活躍している卒業生に講義してもらっています。


曜日 | 1時限目 | 2時限目 |
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月~金 | 18:00~19:30 | 19:40~21:10 |
【2020年度以降入学者対象】
1年次
基礎分野
専門職の仕事を知り、学ぶことの基礎を身につけます
- 基礎力養成講座
- 人間発達学
- 医療コミュニケーション論
専門基礎分野
基礎医学の知識と正常な心と身体の仕組みを学習します
- 解 剖 学Ⅰa
- 解 剖 学Ⅰb
- 解 剖 学Ⅱ
- 生 理 学Ⅰa
- 生 理 学Ⅰb
- 生 理 学Ⅱa
- 生 理 学Ⅱb
- 運 動 学Ⅰa
- 運 動 学Ⅰb
- 臨床心理学
- リハビリテーション概論
専門分野
作業療法の歴史や定義、実際の仕事などの概論を学習します
- 作業療法概論
- 基礎作業療法学
- 基礎作業学演習Ⅰ
臨床実習
臨床現場の見学を通じて、職業・職域を学びます
- 臨床見学実習
2年次
基礎分野
専門職に必要な情報を学びます
- 情報社会と情報リテラシー
専門基礎分野
さまざまな疾病を中心に病気や障害の状態にある人の心や体について学習します
- 運 動 学Ⅱ
- 運動学演習
- 病理学概論
- 臨床神経学
- 整形外科学
- 臨床内科学Ⅰ
- 臨床内科学Ⅱ
- リハビリテーション医学
- 精神医学概論
専門分野
さまざまな作業に関する知識を学習します
- 基礎作業学演習Ⅱ
- 作業療法評価学総論
- 身体系作業療法評価学
- 身体系作業療法評価学演習
- 発達系作業療法評価学
- 精神神経系作業療法評価学
- 日常生活評価学
- 地域作業療法学Ⅰ
臨床実習
身体障害者を理解する力を養います
- 臨床実習Ⅰ(検査測定実習/地域リハビリテーションに関する実習)
3年次
基礎分野
専門職の仕事を知り、学ぶことの基礎を身につけます
- 作業療法研究法
専門基礎分野
病気や障害の状態にある人の心や体について学習します
- 疾病管理論
専門分野
作業療法を実施するための専門的な知識・技術を身につけます
- 基礎作業学演習Ⅲ
- 職業関連活動評価学
- 作業療法治療学特論
- 身体系作業治療学
- 身体系作業治療学演習
- 精神神経系作業治療学
- 精神神経系作業治療学演習
- 発達系作業治療学
- 発達系作業治療学演習
- 高齢期作業治療学
- 高次脳機能作業療法学
- 日常生活作業治療学
- 生活環境支援作業療法学
- 生活環境支援作業療法学演習
臨床実習
精神・身体障害者を理解する力を養います
- 臨床実習Ⅱ-A(精神系実習)
- 臨床実習Ⅱ-B(身障系実習)
4年次
基礎分野
専門職に必要な思考の深め方を学びます
- 作業療法研究法演習
- 生命倫理学
- 現代社会と社会保障
専門基礎分野
専門職に必要な知識・技術・態度を学びます
- 保健医療福祉連携論
専門分野
作業療法の専門性を伸ばすための知識・技術を学びます
- 作業療法管理学
- 臨床医学特論
- 臨床作業療法学演習a
- 臨床作業療法学演習b
- 地域作業療法学Ⅱ
臨床実習
臨床現場で作業療法を経験・学習します
- 臨床実習Ⅲ-A
- 臨床実習Ⅲ-B
各年次に応じて臨床見学、臨床実習等があります。日中に実施されます。
1年次
基礎医学実習
臨床見学実習(5日間)
2年次
地域見学実習・検査測定実習(2週間)
3年次
精神系観察・面接実習(2週間)
身障系評価実習(3週間)
4年次
総合臨床実習(8週間×2施設)
本校入学以前に他の教育機関で取得された単位を、学院指定の科目に限り認定する制度があります。
詳細は入学決定後に案内します。(ただし、認定された科目に関する授業料の減免はありません)
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学科長河野 達哉 この職業にたどり着き、この学院に興味をもっていただいたことに敬意を表します。人生の大事な選択をするときに大切なことは何か。それはあなたが何をしたいのか明確になっていることだと思います。学院でお会いできるのを楽しみにしております。
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学科長補佐兵頭 洋子 私は十数年前、社医学の学生でした。同じ目標を持つ多くの仲間と熱く温かい先生方に囲まれて育てられました。今は自分が先生になり、皆さんを支える立場になっています。ぜひ一緒に勉強しましょう。
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福井 健太郎 社医学のよさは、昼間に病院等で働きながら学べること。実際に患者さんと関わる機会があるので、学校で学ぶ内容がイメージしやすく身につきます。ぜひ一度、学校見学でお会いしましょう!
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河野 崇 対象者に寄り添って、その人の生活と人生を直接支援できる作業療法。その奥深い魅力を共に学んでいきましょう!!
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木下 輝 “生活”を支援することで身体・心の健康も取り戻してもらえるような関わりをするのが作業療法士です。知識だけでなく、人に興味を持ち、声に耳を傾けるような人間性も学んでいただければと思います。




