理学療法学科夜間部2025年3月卒業
諸橋 直子 先生
加藤 菜那子 先生
成増慶友整形外科リウマチ科リハビリテーション部 勤務
社医学時代はクラスメイトとして夜間部で4年間をともに過ごした諸橋先生と加藤先生。卒業後、お二人は成増慶友整形外科リウマチ科リハビリテーション部に勤務し、理学療法士として地域の方々のサポートをされています。
諸橋先生は50代からの再出発、加藤先生は大学卒業後に社医学へ入学と、幅広い世代が集まる事も夜間部ならではの特徴です。
お二人が理学療法士を目指した理由や、ともに社医学で過ごした4年間を振り返っていただきました。
〜世代を超えて、ともに過ごした社医学夜間部での4年間〜
Q:本日はよろしくお願いいたします。お二人はクラスメイトとして4年間一緒に過ごされたわけですが、社医学時代はどんな学生生活を送っていましたか?
諸橋:コロナ禍だったので、毎日机をアルコールで拭いたり、授業途中からオンラインに変わったりもありましたし、「学生同士で交流しないように」って言われていました。なので、サークルや飲み会はまったくできなかったんですが、その分授業に集中できましたし、それでも学校はとても楽しかったです。
加藤:夜間部は年齢層が幅広く、上手く馴染めるか心配でしたが、クラスメイトに恵まれたんだと思います。テスト前に友達と勉強したり、1人で勉強したり。大学よりも楽しかったかもしれないです。
諸橋:社医学夜間部の4年間は夜型の自分にすごくマッチしていました。
Q:特に印象に残っている授業等はありますか?
諸橋:運動学の授業で歩行運動のモニタリングデータをとって動作分析を行ってグループでレポートを作成したこと、物理療法の授業で毎回分刻みで様々な機器の使い方を練習して回ったこと、義肢装具の授業で、初めて様々な装具や義足類に触れたことなど、たくさんあります。
加藤:私も義肢装具の授業がなぜか楽しかったのは覚えてます。
諸橋:あとは、みんなで毎日学校で国試勉強したのも思い出深いです。
加藤:国家試験対策勉強の期間中は、中山先生(社医学の理学療法学科教員)に大変お世話になりました !!
〜理学療法士を目指したきっかけと、それぞれの想い〜
Q:コロナ禍ではありましたが、充実した学校生活が送れていたのですね。話はさかのぼりますが、理学療法士を目指したきっかけを教えていただけますか?
諸橋:子供の頃から人の体の仕組みにとても興味がありました。私は元々、医薬品開発の仕事をしていましたが、「もっと患者様個人に向き合う仕事をやりたい」と思うようになり、理学療法士を目指しました。
加藤:私は高校の部活に所属していたトレーナーの方を見て、似たような職業を自分で探していくうちに、理学療法士になりたいと思いました。
Q:社医学入学前は何をしていましたか?
諸橋:製薬企業に勤務していて、探索研究や臨床開発などに携わっていました。
加藤:医療系ではない4年制の大学に通っていました。
〜理学療法士を目指すことを決意した、それぞれの想い〜
Q:諸橋先生は50代からの再進学でしたが、年齢的な不安はありませんでしたか?
諸橋:それはもちろんありました。ある専門学校に見学に行った際には「今から理学療法士になるのは難しい」と言われてしまったこともあります。
Q:そうでしたか。でも社医学なら大丈夫だったと。
諸橋:はい。説明会にも飛び入りで参加したのですが、とても快く自然に受け入れてくれて嬉しかったです。一方、良いリハビリを提供するには、療法士のフィジカルが強くないとという課題意識は入学時から持っていたので、自分が体格に恵まれていないこともあり、四年間で自主的に栄養摂取や筋力トレーニングに取り組みました。
Q:加藤先生はどうして社医学を選んだのですか?
加藤:他校と比較して学費が安いことと、夜間部だったので昼間に働いて少しでも学費の足しにできるのではと思ったからです。
諸橋:私も学費がリーズナブルだったことと、家から通えたことも良かったです。それに、一つの校舎の中で授業が行われているので離れた校舎に移動する必要もなかったですし、中庭があって敷地にゆとりがある学びやすい環境だなと思いました。
〜卒業後も”社医学卒業生”として〜
Q:現在はお二人とも成増慶友整形外科リウマチ科で勤務されていますが、このクリニックを選んだ理由を伺ってもよろしいですか?
諸橋:本当は、小児分野でのリハビリテーションに関わりたいなと思っていました。実際に、小児病院も検討したのですが私の場合は年齢的な壁が高いという現実がありました。
Q:なるほど、小児分野は求人も少ないですしね。
諸橋:そこで今度は、クリニックで多様な暮らしぶりの患者様とコミュニケーションを取りながら、お役に立てる機会を得たいと思い就職先を探しました。
このクリニックはクラスメイトの実習地だったので、詳しく院内の様子を聞くことができた事と、家から無理せず通える場所だったという事もあります。私を正規職員として採用下さった事もとても感謝しています。
加藤:私も仲の良いクラスメイトがこのクリニックに実習生としてお世話になっていて、話を聞いて気になって見学をさせていただきました。
諸橋:このクリニックの院長の森澤先生が手の外科の専門なので、上肢の運動機能に興味を持っていた自分にとって、上肢のリハビリが多いことも良かったです。
Q:上肢のリハビリというと、一般的には作業療法士が関わる事が多い印象がありますね。
諸橋:ここに作業療法士さんは常駐していませんが、定期的に来て作業療法も行ってくれています。
〜卒業したからこそわかる、社医学夜間部の強み〜
Q:そうなのですね。臨床現場で働いていて、社医学で良かったと思う事、または役立った学びなどはありますか?
諸橋:臨床で患者さまに対峙する上で役立つ事がどの授業にも散りばめられていたなと、患者様への介入が始まって初めて実感しています。
なので、社医学での4年間、授業や病院実習を真剣に取り組めば、新人としての基本的な力が身に付くカリキュラムになっています。
Q:社医学でしっかり勉強すれば、現場で即戦力として働く事ができるのですね。こちらのクリニックは雰囲気も良くて働きやすそうです。
加藤:社医学出身の上司と先輩がいて、安心感があって相談しやすい環境なので社医学でよかったと思います。
諸橋:手厚い教育期間があるというわけではありませんが、入職後ほどなく患者様を担当させていただく事ができました。大変な事も多いですが、社医学の授業で先生方が折にふれて伝えて下さった事、4年間の病院実習で経験した気づきや学びを駆使して乗り越えられています。
Q:ありがとうございます。では最後に理学療法士目指している方、社医学を検討されている方にメッセージをお願いします。
諸橋:私は理学療法士の仕事が好きです。人の身体の不思議に毎日感動しながら患者さまと一緒に考えたり悩んだりすることが、大変さも含め楽しいと感じています。
また、理学療法士の仕事を通して患者さまに対峙するにあたって、前職の経験は役に立つと思います。患者さまが持っている様々な背景をリアルに想像するために、自分が重ねた社会人経験は力になっています。
社会人の皆さん、ぜひ自信を持って、社医学の夜間部で理学療法の道に踏み込んでみてください。
加藤:学生で働きながら勉強することはすごく大変だと思いますが、臨床に出てからはそれ以上に勉強しなければならないことが増えていきます。なので、それまでは身体を壊さずにほどほどに、一緒に頑張っていきましょう !
本日はありがとうございました。
インタビュー日:2025年12月
成増慶友整形外科リウマチ科 リハビリテーション部について
成増慶友整形外科リウマチ科は成増駅から徒歩圏内でアクセスも良好。リハビリテーション部では、整形外科疾患やリウマチ疾患でお悩みの患者様に対し、専門的なリハビリテーションを提供していて、社医学の理学療法学科の卒業生も多数活躍、実習地としてもお世話になっています
経験豊富な理学療法士が、一人ひとりの症状や生活スタイルに合わせたオーダーメイドの治療プログラムを作成。痛みの軽減から機能回復、日常生活への復帰まで、きめ細やかにサポートしてくれます。
また、「インソール作成」も強みです。足の形状や歩行パターンを詳細に分析し、膝・腰の痛み改善や姿勢矯正に効果的なオーダーメイドインソールを作成します。足元から全身のバランスを整え、根本的な改善を目指します。
成増慶友整形外科リウマチ科
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