昼はリハビリ助手で収入を得ながら、夜間部で理学療法士を目指すメリットとは

「理学療法士になりたいけれど、仕事を辞めて学校に通うのは経済的に厳しい...」「昼間は仕事をしながら理学療法士を目指したい。」今現在仕事をしている方で、理学療法士に興味がある方は、そんなことを考えているのではないでしょうか。

 

本校(専門学校社会医学技術学院)の理学療法学科夜間部では、昼間はリハビリ助手として収入を確保しながら、夜間に専門知識を学んで理学療法士を目指す方が大勢います

 

なぜ多くの方がこのスタイルをとっているかというと、この方法は単なる「働きながら学ぶ」スタイルではないからです。リハビリ助手の経験が理学療法士としての実践力に直結するため、卒業時には同期よりも一歩先を行く実力を身につけることができるのです。

 

今回は、なぜこの学習スタイルが理学療法士を目指す方にとって良い方法なのか、そのメリットを詳しくお伝えします。

 

リハビリ助手として働く3つのメリット


 

それでは早速、リハビリ助手として働く3つのメリットについてお伝えします。

 

 

1. 現場でしか学べない実践的スキルが自然に身につく

 

一般的なアルバイトとリハビリ助手の最大の違いは、将来の仕事に直結する経験を毎日積めることです。これは時給(金額)だけでははかれない大きな価値があります。

 

 

プロの技術を間近で学べる恵まれた環境

 

経験豊富な理学療法士の先輩たちが、どのように患者さんと接し、どんな判断基準で治療方針を決めているかを毎日観察できます。カルテの書き方、医師や看護師との連携方法、緊急時の対応など、学校では学べない実務的なノウハウを自然に吸収できるのです。

 

患者さんとの関わりから得られる貴重な学び

 

教科書や授業では理解できない「患者さんの気持ち」を、日々の関わりの中で自然と学んでいきます。一人ひとり異なる病気の進行具合、回復への取り組み方、家族との関係性など、将来理学療法士として患者さんに寄り添う際に必要な「人を理解する力」が育まれます。

 

特に、患者さんが見せる小さな変化や感情の動きを読み取る力は、現場での経験なくしては身につけることができません。

 

基礎技術の先行習得による圧倒的なアドバンテージ

 

車椅子への移乗介助、歩行介助、最新医療機器の操作方法など、理学療法士に必要な基本技術を現場で覚えられます。日々の授業で学んでいる内容を目の前で見ることができるので、授業の理解度がグッと上がり、結果として自身の知識や技術の向上につながっていきます。

 

また、医療現場での安全管理や事故防止の重要性を肌で感じることで、責任感のある理学療法士としての基盤が確実に築かれます。

 

 

 

2. 臨床実習と就職活動で同期に大きく差をつける

 

リハビリ助手の経験がある学生は、臨床実習が始まった時点で既に医療現場に慣れているため、実習指導者からの評価が高くなる傾向があります。基本的な患者対応ができているため、より高度な技術習得に集中できるからです。

 

就職活動においても、リハビリ助手経験者は引く手あまたです。実際、当校の夜間部学生の多くが、実習先や勤務先から直接内定をいただいています。雇用する側としても、現場経験のある人材は即戦力として期待できるため、採用したいと考えるのは当然のことでしょう。

 

 

3. 現実的な収入確保と余裕のある学習環境

 

リハビリ助手の給与は一般のアルバイトと同程度のことが多く、それほど高額なわけではありませんが、以下の例のように学習期間中の生活を支えるには十分な収入を得られます。

 

・時給1,200~1,300円(地域や施設により変動)

・週4日勤務で月収約16.5万円

・交通費全額支給、社会保険完備の職場が多数

・有給休暇の取得可能、試験前の休暇取得にも理解あり

 

また、多くの学生が採用している週4日勤務なら、収入と学習のバランスが取りやすくなります。もちろん、しっかり稼ぎたい方は週5~6日勤務も選択可能です。

 

 

【標準的な週間スケジュール例】

 

・月、火、木、金:リハビリ助手として勤務(9:00~17:00)

・月~金:夜間授業(18:00~21:10)

・水曜日:午後から学校で自習や復習

・土・日:完全休息とプライベート時間

この働き方なら、家族との時間や趣味、友人との付き合いも大切にしながら、無理なく学習を継続できます。

 

 

【ある夜間部学生の1日のスケジュール例】

 

夜間部学生は、1日をどんなスケジュールで過ごしているのでしょうか。下記は夜間部学生の実際の平日1日のスケジュール例です。

 

 

学生の声「昼間は病院で理学療法士のサポートを行うアルバイトをしています。実際の臨床現場で患者様との接し方などを経験できるので、日々の勉強にも役立っています。日中は働いているため、どうしても勉強をする時間が足りないと感じるときもありますが、それ以上に楽しい事やメリットが多いのも確かだと思います。」

 

 

豊富で質の高いリハビリ助手求人ネットワーク


 

当校では、学生の学習と両立できるリハビリ助手の求人を数多く確保し、そうした多くの求人の中から、学生の希望に合わせて紹介をすることが可能です。本校の求人の確保ルートは主に2つあります。

 

 

学校に直接寄せられる医療機関からの求人

 

これらの施設は本校の教育方針を十分に理解し、学生が勉強と仕事を両立できるよう配慮してくれる職場です。試験前の休暇取得や、授業に支障が出ないシフト調整など、学習を最優先に考えた働き方ができます。

 

 

先輩から後輩へ受け継がれる「隠れた優良求人」

 

本校独自のネットワークとして、卒業した先輩から後輩へと引き継がれている職場が数多くあります。これらの職場では、先輩学生が築き上げた信頼関係や働きやすい環境が既に確立されており、新しく入る学生も安心してスタートできます。

 

これは、開学から50年以上が経過し、4000名以上の卒業生を臨床現場に輩出してきた本校ならではの強みと言えるのではないでしょうか。

 

 

さらに経済負担を軽くする充実の支援制度


 

本校には、働きながら夜間部で学ぶ方々を支援するため、充実した様々な支援制度を設けています。

 

最大164万円が戻ってくる「専門実践教育訓練給付制度」

 

当校の理学療法学科夜間部は、厚生労働省認定の専門実践教育訓練給付制度指定講座です。

 

給付条件

・雇用保険の被保険者期間が2年以上(初回利用の場合)

・在職中または離職後1年以内の方

 

この制度を利用できれば、最大約164万円が給付されるため、学費負担が大幅に軽減されます。詳しい条件についてはハローワークでご確認ください。

 

 

返済不要の病院奨学金制度

 

地域の医療機関から、理学療法士を目指す学生向けの奨学金制度も利用できます。

・月額5万円(2年次から卒業まで3年間で計180万円)

・卒業後、該当病院に3~5年間勤務することが条件

・返済は一切不要

 

 

驚き!?学費負担軽減シミュレーション

 

実際に4年間の学費をシミュレーションしてみると、下記のような金額が想定されます。

 

4年間の総学費408万円が、実質負担64万円まで軽減可能

・総学費:408万円

・専門実践教育訓練給付:△164万円

・病院奨学金:△180万円

・実質負担額:64万円

 

これなら、働きながらでも無理なく理学療法士の資格取得を目指せるのではないでしょうか。

 

 

本校独自の「社会医学技術学院奨学金制度」

 

最終学年の臨床実習期間中(約4か月間)は、日中の仕事を継続することが困難になります。この期間の経済的支援をするため、「本校独自+返済不要の社会医学技術学院奨学金(10万円を給付)制度」があります。

 

 

 

働く学生を全力でサポートする充実の体制


 

 

本校(専門学校社会医学技術学院)では、学生一人ひとりに寄り添ったサポートが自慢。国家試験合格、強いては希望する分野への就職までを見据えて、入学から卒業まで手厚くサポートしていきます。

 

 

 

 

一人ひとりの理解度に合わせた学習フォロー

 

仕事をしながら学ぶ学生の学習ペースは人それぞれです。当校では、個別指導を重視し、学生一人ひとりが理解できるまで丁寧にサポートします。

 

・授業での疑問点は、経験豊富な講師陣が時間をかけて個別説明

・国家試験の足切りは無し。全員が受験し、全員で合格を目指す

・学生一人ひとりにメールアドレスを付与。いつでも連絡できる環境

 

 

社会人経験を活かした就職支援

 

専門のキャリアカウンセラーが、学生それぞれの社会人経験やスキルを最大限に活かした就職を一緒に考えます。

 

・営業経験者→患者さんとのコミュニケーション力をアピール

・事務職経験者→正確性と責任感を強調

・接客業経験者→相手に寄り添う姿勢を前面に

 

実習先の紹介においても、学生の通勤事情や働きながら通える条件を考慮し、無理のない環境で実践経験を積めるよう配慮しています。

 

 

卒業生ネットワークを活用したリアルな職場情報

 

当校の卒業生は4000名以上にのぼり、首都圏をはじめとした様々な医療機関で活躍しており、このネットワークを活用して実際の職場の雰囲気や働き方について具体的なアドバイスをすることができます。就職後のミスマッチを防ぐため、入職前に職場の実情を知ることができるのは大きなメリットと言えます。

 

 

 

今こそ、理学療法士への新しい人生をスタートしませんか


 

高齢化が進む日本社会において、理学療法士の需要はますます高まっています。しかし、「学費が心配」「今の生活を維持しながら学校に通えるだろうか」といった不安から、キャリアチェンジを躊躇している方も多いのではないでしょうか。

 

リハビリ助手をしながら夜間部で学ぶ方法なら、こうした心配は不要です。収入を確保しながら実践的なスキルを身につけ、同期よりも確実に実力のある理学療法士として社会に出ることができます。

 

時給だけを見れば一般的なアルバイトと大きな差はありませんが、理学療法士としての将来を見据えたとき、リハビリ助手の経験は何物にも代えがたい価値があります。毎日の仕事が直接的に国家資格取得につながる、これほど効率的な学習方法は他にありません。

 

平日は充実した仕事と学習を、週末は家族や趣味の時間を大切にしながら、無理のないペースで理学療法士への道を歩んでみませんか。あなたの新しい人生が、今ここから始まります。