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自分の人生を大切にできるともっと楽しい~作業療法学科 野際陽子先生インタビュー

お知らせ 2026.06.12

 

 

2026年4月から、作業療法学科の教員となった野際陽子先生。社医学で教鞭をとる傍ら大学院でも研究に励む勉強熱心な先生です。

臨床経験も豊富で、様々な現場を経験されていて、さらに教員としての経験もある頼もしい先生です。明るくいつもにこやかな野際先生のインタビューをぜひご覧ください。

 


 

Q:本日はよろしくお願いいたします。まず、先生の趣味や特技、お休みの日の過ごし方などを教えていただけますか?

 

お休みの日は、地元の山梨に帰省するか、現在通っている大学院で研究作業をしています。あとは、自由に、気ままに、近所を散策したり、たまーに美術館に行ったりします。

 

Q:大学院ではどのような研究をされているのですか?

 

筑波大学大学院の社会精神保健学分野に在籍しています。多職種の方々が集まるゼミで精神保健上の問題について取り組んでいます。

研究作業は、社会問題と向き合う作業でもあり、時々しんどくなります。また、自分を追い込んで、メンタルがきつくなることもあるので、月に1回程度、フラワー教室でフラワーアレンジを楽しんで気分転換をしています。

 

 

Q:そうなんですね。それでは、野際先生が作業療法士を目指したきっかけを教えてください。

 

挫折体験からです。こんなことを言うと変に思われるかもしれませんが、高校までは、映画関係のお仕事に就く事をずっと目指していました。ただ、両親に猛反対され、しょぼくれている私を見かねて、担任の先生がリハビリテーションの仕事を教えてくれました。

見学した病院の作業療法士の方がとても素敵な方で、この分野も悪くないなと感じ、目指すようになりました。患者さんとじっくり対話されている先生方をみて、とても親近感を感じましたね。こんな風に働ける仕事があるんだなって。感動に近いものがありました。

人生一度きりですから、人にために、誰かのために働くことは、自分の人生を幸せに豊にしてくれるんじゃないかなって。純粋にそう感じました。

あとは、当時、ファッションにも興味があったので、背広を着るようなお仕事がしたくないな、なんて思ってもいたりました。だから、手に職をつけたいっていう動機もありました。

 

Q:なるほど。では、高校を卒業して養成校に入学したのですか?

 

実は、受験に失敗し、1年間浪人しました。浪人時代はあまり楽しくなったので、学校が受かったときはとても嬉しかったです。

 

 

Q:作業療法士養成校時代はどんな学生生活を送っていましたか?

 

1、2年生の時は、風船がはじけたようにやりたいことをやりまくりました。パーマをかける、染める、友人たちと遊びまくる、アルバイトにあけくれる、などです。まだまだありますが、言えないこともたくさん。(笑)

とは言っても、先生にあれこれ言われたくなったので、学校の課題をしっかり提出しましたし、できるだけ勉強はしました。

ただ、私以上に勉強しているクラスメイトを見て、やばい、おいてかれる、と思い、改心して、3年次からは、ある程度真面目に勉強したと思います。できるだけボランティア活動には参加するようにしていました。

 

Q:どんなボランティアをされていたのですか?

 

施設の夏祭りなどに参加して、利用者さんと関わる事が多かったです。

 

 

 

Q:作業療法士として働いていてよかったと思うことや心に残るエピソードなどを教えてください。

 

そうですね、思い出はたくさんあります。

臨床では、多くの対象者さんとの出会いあり、その都度、人生の先輩、あるいは後輩、あるいは同級生のように感じることもありながら、人生の中で起こったエピソードの中で、今まで人生をしっかり歩まれたことは、もう尊敬しかないです。

悔やまれたエピソードもありますし、医療で働く宿命のような経験もあり、簡単には語ることが難しいですね。

そんな中で、やっぱり嬉しいのは、対象者の方が回復された後、自分の夢に向かって歩もうとされる背中を眺める瞬間です。喜びのほほえみだったり、自然な笑い声だったり、しみじみと感謝の言葉を語られるときだったり。そして、その様子をスタッフと一緒に喜びあったり、励ましあったり。

夕方以降に飲むコーヒーが、これまた美味しいですよね。

 

Q:ほんとうに様々な経験をされてきた様子が伺えます。社医学の教員になる経緯を教えていただけますか?

 

以前から非常勤で夜間部の学生さんに教えてきていたからです。そのご縁で、お声をかけていただきました。現在、作業療法学科は昼間部に移行していますが、やっぱり元気がありますね。クラスの雰囲気も良いです。

 

 

Q:では教員として、学生たちに伝えたいこと、授業や日々の生活で心がけていること等はありますか?

 

人生、いつでもやり直しができます。後悔したことがあっても、必ずやり直せます。そう言えるのは、私が思春期の精神科病院で働いていた経験、教員で学生さんたちとかかわってきた経験、自分の体験からです。だから、自分の人生をあきらめないで大丈夫です。

周りをよく見ると、必ずあなたの側で支えてくれる人がいます。その人のために、自分を信じてくれる人のために、まずは動いてみる。すると、だんだんと自分を信じ、自分が好きになります。今の自分のままでいいんです。変わる必要なんてない。等身大のあなたで、必要とされる人がいますから。その出会いのためにも、今、できることに取り組む。その姿を見て、救われる方が必ずいます。本当にそうです。

自分の人生を大切にできると、もっと楽しい時間が増えると思います。

 

Q:とても心に響くメッセージです。では最後に、この記事を読んでくれている方にメッセージをお願いします。

社医学の良い所は、

空がめっちゃ広い、

中庭が芝生で青空ランチができる、

図書館になかなか読めない貴重な文献がたくさんある、

サークルが楽しい、

学校のイベントたくさん、

先輩後輩が仲良し、

先生と学生さんが仲良し、

伝統がある、

臨床で卒業生がたくさん活躍している、

伝統的な校舎がかわいい、

掃除してくれるおばちゃんがかわいい、

ピーコックにケンタある、

100円ショップがピーコックにも駅前にもある、

コメダがある、

スタバがある、

などなど、あげたらきりないですが、規模が小さい専門学校ならではのアットホームさでほっとできる、安心できる、そんな学校だと思います。

 

Q:本日はありがとうございました。

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