社医学コラム

作業療法学科のある専門学校では何を学ぶ?授業・実習・資格取得の方法

作業療法士コラム 2026.05.21

 

「作業療法士に少し興味があるけれど、どんな仕事なのかまだよくわからない」

「作業療法学科って、専門学校ではどんな勉強をするの?」

進路を考え始めた高校生の中には、そんな疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。

 

作業療法士は、病気やけが、障がいなどによって生活に困りごとがある人を支えるリハビリの専門職です。この記事では、作業療法士の仕事や、専門学校の作業療法学科で学ぶことをわかりやすく紹介します。

 

作業療法学科は、作業療法士を目指すための学科

作業療法学科は、作業療法士になるために必要な知識と技術を学ぶ学科です。

作業療法士になるには、国が決めた養成校で学び、卒業後に国家試験に合格する必要があります。専門学校の作業療法学科も、その養成校のひとつです。

学校では、体のしくみや病気のこと、リハビリの方法、人との関わり方などを学びます。教室で知識を学ぶだけでなく、演習や実習を通して、実際の現場で必要になる力も身につけていきます。

 

作業療法士は「その人らしい生活」を支える仕事

作業療法士と聞くと、「手先のリハビリをする人」というイメージを持つ人もいるかもしれません。もちろん、手や腕の動きを支えることも作業療法士の大切な仕事です。

でも、作業療法士が支えるのはそれだけではありません。

たとえば、食事をする、服を着替える、学校や仕事に行く、家事をする、趣味を楽しむ、人と話す。こうした毎日の生活に関わる動作や活動を、その人ができるだけ自分らしく行えるように支援します。

作業療法でいう「作業」とは、仕事だけを意味する言葉ではありません。生活の中でその人にとって大切な活動すべてを指します。

そのため作業療法士は、体の状態だけでなく、気持ちや生活環境、家族との関係、その人が大事にしていることまで考えながら支援します。

 

専門学校ではどんなことを学ぶ?

作業療法学科では、まず医療やリハビリの土台になる知識を学びます。

たとえば、体のしくみを学ぶ解剖学、体の動きを学ぶ運動学、病気や障がいについて学ぶ授業があります。最初は聞き慣れない言葉も多いかもしれませんが、専門学校では基礎から少しずつ学んでいきます。

そのうえで、作業療法の考え方や、患者さん・利用者さんへの支援方法を学びます。

授業では、実際の生活場面をイメージしながら、「この人がもう一度自分で食事をするには、どんな練習が必要か」「家で安心して生活するには、どんな道具や環境があるとよいか」といったことを考えます。

ただ暗記するだけではなく、人の生活を想像しながら学ぶことが多いのが作業療法学科の特徴です。

 

実習では、現場で作業療法士の仕事を学ぶ

専門学校の作業療法学科では、学校の中だけでなく、病院や施設などで実習を行います。

実習では、実際に作業療法士がどのように患者さんや利用者さんと関わっているのかを見たり、教員や実習先の先生の指導を受けながら学んだりします。

高校生のうちは「実習って難しそう」と感じるかもしれません。たしかに、現場で学ぶことには緊張もあります。

でも、実習は最初から一人で何でもできることを求められる場ではありません。学校で学んだことを現場で確認しながら、少しずつ作業療法士としての考え方や動きを身につけていく時間です。

実際の現場を見ることで、「作業療法士になりたい」という気持ちがよりはっきりする人もいます。

 

高校の勉強と専門学校の勉強はどう違う?

高校では、国語、数学、英語、理科、社会など、幅広い教科を学びます。

専門学校では、将来の仕事に直結する内容を中心に学びます。作業療法学科であれば、医療、リハビリ、福祉、人の生活に関わる授業が多くなります。

そのため、「なぜこの勉強をするのか」が見えやすいのが専門学校の特徴です。

たとえば、体のしくみを学ぶのは、患者さんの動きを理解するため。コミュニケーションを学ぶのは、相手の気持ちや生活の希望を知るため。実技を学ぶのは、将来の現場で安全に支援するためです。

勉強が得意かどうかだけで決まるわけではありません。人に関心を持てること、相手の話を聞こうとすること、わからないことを少しずつ学ぼうとすることも大切です。

 

大学とは何が違うの?

作業療法士を目指す方法には、専門学校で学ぶ道と、大学で学ぶ道があります。どちらも、卒業後に国家試験に合格すれば作業療法士を目指せる点は同じです。

大きな違いのひとつは、学ぶ年数です。

専門学校の作業療法学科は3年制の学校が多く、大学は4年制です。専門学校では、作業療法士になるために必要な勉強を、早い時期から集中的に学んでいきます。そのため、できるだけ早く現場に出て働きたい人にとっては、専門学校が合っている場合があります。

一方で大学は、作業療法の専門科目だけでなく、一般教養や研究に関する学びも含めて、幅広く学ぶことが多いです。時間をかけて学問として深く学びたい人や、大学生活の中でいろいろな分野に触れたい人には、大学が合っていることもあります。

専門学校と大学のどちらがよいかは、人によって違います。大切なのは、「どんな環境で学びたいか」「何年で資格取得を目指したいか」「実習や国家試験のサポートはどうか」を比べることです。

作業療法士という同じ目標に向かう道でも、学校によって学び方や雰囲気は変わります。迷っている人は、専門学校と大学の両方の説明会やオープンキャンパスに参加して、自分に合う学び方を考えてみるとよいでしょう。

 

作業療法士に向いている人は?

作業療法士に向いているのは、人の生活や気持ちに関心を持てる人です。

たとえば、友だちの変化に気づきやすい人、誰かの相談にのることが多い人、ものづくりや工夫することが好きな人、人と関わる仕事がしたい人は、作業療法士の仕事に興味を持ちやすいかもしれません。

もちろん、今の時点で完璧に当てはまっている必要はありません。

作業療法士に必要な知識や技術は、学校で学びながら身につけていくものです。大切なのは、「人の役に立ちたい」「その人らしい生活を支えたい」という気持ちを持って学び続けることです。

 

作業療法学科の専門学校を選ぶときのポイント

作業療法学科のある専門学校を選ぶときは、学費や通いやすさだけでなく、学び方やサポート体制も確認しておきましょう。

たとえば、少人数で学べるか、実習先はどのような施設があるか、国家試験に向けたサポートはあるか、先生に相談しやすい環境かどうかは大切なポイントです。

また、作業療法士の仕事は、実際に見たり体験したりすることでイメージしやすくなります。気になる学校があれば、パンフレットやWebサイトだけで判断せず、オープンキャンパスに参加してみるのがおすすめです。

授業の雰囲気や先生・在校生の様子を見ることで、自分に合う学校かどうかを考えやすくなります。

 

専門学校 社会医学技術学院の作業療法学科

専門学校 社会医学技術学院には、3年制の作業療法学科 昼間部があります。

授業時間は9時から16時30分までで、定員は30名です。少人数の環境で、作業療法士に必要な知識や技術を学びます。

また、東京を中心とした関東エリアの実習施設で、現場に近い学びを経験できることも特徴です。人とのつながりや、学生が自分から学ぼうとする姿勢を大切にしながら、作業療法士を目指していきます。

卒業すると、作業療法士国家試験の受験資格を得ることができます。国家試験に向けては、学校での授業やサポートを受けながら、合格を目指して学習を進めます。

 

まずは「どんな仕事か」を知ることから始めよう

作業療法士に少しでも興味があるなら、まずは「どんな人を支える仕事なのか」「専門学校ではどんなことを学ぶのか」を知ることから始めてみましょう。

作業療法士は、人の生活に深く関わり、その人らしい毎日を支える仕事です。

医療や福祉に興味がある人、人と関わる仕事がしたい人、誰かの生活を支える仕事に魅力を感じる人にとって、作業療法学科は進路の選択肢のひとつになります。

気になる人は、オープンキャンパスや学校説明会で、作業療法士の仕事や学校生活について実際に聞いてみてください。パンフレットだけではわからない雰囲気を知ることで、自分の将来を考えるヒントが見つかるはずです。

 

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