皆さんこんにちは。
梅雨は開けましたが、なかなか解放的には過ごせない夏休みをお過ごしではないでしょうか。
我が家も家族が揃う貴重な休日をいかに有意義に、楽しく過ごすか試行錯誤しています。
最近ですと、出かけられない代わりに玄関前へ簡易テントを張り、
ランチやディナーを楽しんでいます(近所迷惑にならないよう、静か~に)
足湯ならぬ、足水をしたりなども。
食べるものを変えるのにも限界があるので、食べる場所を変えたり、
少しでも非日常感を作り出して子どもにも思い出を残す努力をしています(汗)
いつか子どもが大きくなった時に、この大変な状況で制限が多かったことよりも
色々と工夫して楽しく過ごしたことの方を思い出してもらえたらいいな、と思う今日この頃の親心です。
さて、そんなよもやま話も実は作業療法とつながります。
作業療法士は困っている対象者だけではなく、その人を取り巻く環境も調整したり、
病や障害だけではなく趣味を含めた強みを活かしたり、身体面だけでなく精神面も社会的側面も
生活も人生についても取り扱ってアプローチを試みます。
多職種に比べて何をするのか分かりづらい反面、アプローチの引き出しは非常に多様でオーダーメード性が高い専門職です。
柔道に例えるなら、一本背負いなどより、合わせ技による1本の方が得意なイメージです。
そんな分かりにくいけれど幅が広く語りつくせない専門職について、是非イベントで知ってもらえたらと思います。
ではでは皆様も工夫して少しでも良い夏をお過ごしください。
止まない雨はない、その言葉のような当たり前の日々が戻るのを東小金井から祈っています。
作業療法学科 教員:照井
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