こんにちは!
作業療法学科・教員の照井です。
すっかり炬燵でみかんと海外ドラマが恋しい季節になりましたね。
(我が家は炬燵禁止令が発令されているので寂しい限りです...)
さておき、私は精神科の方を対象とした作業療法、作業を用いた療法の基礎に関する科目を
主に担当しています。
今回は、作業を用いた療法の基礎科目「基礎作業療法学」で学生さんにどういったことを学んでいただいているかを簡単にご紹介いたします。
今は、1年生と2年生がこの基礎作業療法学で、実際に各種の作業活動を体験しながら
その作業活動がどういった良し悪し、特性を持つのかなどを日々分析しています。
例えば、革細工で小物を作る時どのような道具を使うか、どんな作品を作るかで
必要となる体の機能や能力、動作は変わってきます。
また、作業療法士がどこまで助けるかで求められるストレス耐久性などが変わり、
どのような作業環境を設定するかでコミュニケーション能力も変わってくるんですねえ~。
おもしろ~い!
不思議なことに、この手工芸ひとつとっても、自分自身のことが色々とわかってきます。
そして作業療法士は対象者(患者)さんのことも色々な角度から理解を深め、
どんなリハビリテーションメニューが良さそうか考えるんです。
う~ん、言葉では今一つ伝わりませんね。
そんな伝わりにくい作業療法の奥深さを、12/22(火)の「作業療法ミニ体験」や
1月のイベントを通して実感できるようにしております。
ぜひイベントにご参加下さい。
感染対策に充分注意して心よりお待ちしております!(照井)
カテゴリー
月別アーカイブ