メーカーで開発業務を担ってきた谷本さん。
この春から作業療法士を目指し新たな一歩を踏み出しました。

作業療法学科夜間部1年　谷本さん

「作業療法士」を目指したきっかけは？
大学卒業後は建設機械メーカーで働いていましたが、
20代半ば頃に医療系の仕事が頭にちらついていました。
それから10年ほど経て、
やはり人の健康面に力を尽くしていきたいという思いが強くなり、
最終的に作業療法士を目指すと決めました。
健康寿命の延長に貢献できそうなこと、健康を“心”を含めて考えることができそうなこと、
定年以降も長く追究していけそうな仕事であること、故郷に戻っても仕事ができそうなことなど…、
理由はたくさんあります！

社会医学技術学院を選んだのは？
学校選びのときには駐在先のカナダにいて、
ネットでいろいろな学校を調べていました。
多くは似たような印象しかなくてピンと来なかった中で
社医学の動画のあまりの自由さに衝撃を受け、
一目惚れのような感じで「ここだ」と決めました。
伝統校と言いつつ、枠にはまらない感じを受け、とても惹かれたのを覚えています。

「夜間部」に入った理由は？
医療についてまったく知らない状態からの出発なので、
学校の勉強をしながら医療現場での経験をなるべく多く積んでおきたい…
というのが一番の理由です。学校から紹介してもらった医療機関や施設で
患者さん・利用者さんと接し、多くのことを学んでいます。
最初は年齢の高い自分がクラスになじめるかと思っていましたが、
同じくらいの年齢の人もいて、それ以上に個性の強い、
そしてその個性を受け入れる懐の深い人達がたくさん集まっているので、
不安はなくなりました。

受験生にメッセージ！
私のように何か「ここでなら」と思えるようなものがあれば、
今までと違った道でもう一度、勉強し直してみるのもよいのではないかと思います。